DEA SolverPro™とは

DEA (Data Envelopment Analysis)は、いろいろな国、産業等における多彩な環境で、多種多様な物(アイテム)の評価に使われる手法です。DEAがこのような新しい可能性を提供するのは、これまでの手法では複数の入出力で複雑な関係がある物どうしの客観的な比較が難しく、それによる分析が難しすぎたことにあります。

DEAは、数理手法を駆使し客観的で平等な観点から、異なるもの(DMU、Decision Making Unit)を比較するのに有効です。簡単に言えば、リンゴとオレンジを比較するとか、都会と田舎の病院を比較するというイメージです。

具体的には、異なる地理条件下の米国空軍メンテナンス、英国警察の人事問題、 キプロスやカナダ銀行支店の経営効率評価、米国、英国、フランスの大学の研究管理等などが挙げられます。

DEAをこれらの例に適用すれば、入力(“社会性”や“安全性”など)のコストを考慮に入れた上で出力(“処理件数”や“環境基準”など)を求めることにより、 町や国の公共施設の客観的評価を可能にします。このDEAを、Excel上のソフトとして提供するのが、ここでご紹介するDEA SolverPro™ です。

関連著書

DEA SolverPro™は次の著書を基にしております:

Data Envelopment Analysis-A Comprehensive Text with Models, Applications, References and DEA-Solver Software, by W.W. Cooper, L.M. Seiford and K. Tone 2nd edition (Springer 2006). DEA Book 2nd Edition (hardcover)

DEA SolverPRO™のプロフェッショナル版をお買い上げいただく前に、この本をお買い上げいただいて、付属のアカデミック版を お試しになることをお勧めいたします。又、この本は、プロフェッショナル版のマニュアルともなり、ソフトウェアの簡単な記述 を含んでいます。プログラムをお買い上げ頂いた方には、マニュアル ("Users Guide") を用意しています。 そこにはソフトウェアの詳細な説明がなされています。

最新版リリースとバージョン情報

バージョン16:最新版として16bをリリースしました。リリース16aで、Desirable Inputs Model (IGood)機能を追加しています。この新機能では、多ければよりよい入力項目の表現となり、 例としては環境モデルでの電気自動車数、ワクチン開発モデルでのワクチン治験志願者数等が挙げられます。 詳しくは、Newsletter 20 をご参照ください。

バージョン15:最終版として15fをリリースしました。このバージョンでは Negative Data SBM として 新しくCRS (constant returns-to-scale) 機能を追加しました。更に Malmquist モデルに関しては cumulative 及び adjusted Malmquist indicesを追加しています。 尚、リリース15の初版ではNegative Data SBM モデルを導入し、入力データに負の値がある場合にもDEAのモデルが構築できるようになりました。 この機能により、正の値と負の値が混在する入力もモデル化することができ、例えば財務モデルの構築がより簡単になります。 詳しくは、Newsletter 19 をご参照ください。

バージョン14:最終リリースは14dで、SBM Bounded モデルを含みます。これはバージョン12で導入された SBM Max の拡張機能で、モデルの入力や出力に 最小と最大の制約をつけることができます。この機能により、SBMモデルの結果がより現実に即し、実務的になるという効果があります。 詳しくは、Newsletter 17 をご参照ください。

バージョン13:最終リリースは13gで、Super SBM Max モデルを含みます。バージョン12で導入された SBM Max は、以前のSBM バリエーションズ を置き換えます。 この機能では、効率の悪いDMUから最小移動で効率フロンティアに最も近い点を探します。つまり最小努力で最大効率化が得られるというKAIZEN機能を意味します。 詳しくは、Newsletter 15 と、 Newsletter 16 をご参照ください。

これまでの全てのニュースレターは、こちらからダウンロードできます。

動作環境について

DEA SolverPro は、Windows上のExcelのマクロとして起動します。Excelのバージョンとしては、2016年版以降の32 ビットと64ビットモードの両方で稼働が確認されています。エExcel のマクロの設定については、Microsoftを社のExcelの解説をご参照ください。